このページでは卓球の張本智和さんに対する中国の反応や中国メディアの評価についてまとめました。
さすがトップクラスのアスリートです。
驚きのエピソードが満載なのでぜひ最後までお読み下さい。
張本智和のプロフィール
- よみがな :はりもと ともかず
- ラテン文字: HARIMOTO Tomokazu
- 愛称: ハリー
- 生年月日:2003年6月27日(19歳)
- 国籍 : 日本
- 出身地:宮城県仙台市
- 血液型: O型
- 身長 :176cm
- 体重 :64kg
- 靴のサイズ :28cm
- 家族構成: 両親と張本美和(妹)
これまでの卓球での記録がすごいのでご紹介いたします。
- ITTFワールドツアー U21男子シングルス 優勝 12歳 ※世界最年少
- 世界ジュニア選手権シングルス 優勝 13歳163日 ※世界最年少
- 世界選手権シングルス ベスト8 13歳 ※世界最年少
- ITTFワールドツアー 男子シングルス 優勝 14歳61日 ※世界最年少
- 全日本卓球選手権大会 男子シングルス 優勝 14歳208日 ※史上最年少
- ワールドツアーグランドファイナル 男子シングルス 優勝 15歳172日 ※世界最年少
- アジアカップ世界ランク1位に3-1で勝利 14歳 ※世界最年少
ほとんとが世界最年少です。
そして国際卓球連盟(ITTF)2023年第19週の世界ランキング発表によれば張本さんは第4位に君臨しています。
張本智和の中国の反応やメディアの評価は?
張本智和さんは中国のメディアからこれまで多くの評価を受けてきました。
どのような内容なのかエピソードも交えて詳しく見て行きましょう。
世界卓球でランキング1位樊振東に勝利したときの中国の反応は?
2022年に中国の成都で開かれた世界卓球選手権 の団体戦のことです。
結果的には男女ともに中国が優勝しました。
しかし中国は準決勝で日本に苦戦します。
結果は3-2で中国の勝ち。
中国は日本になんとか勝ったものの世界ランク1位の樊振東さんが日本の張本智和さんに負けたのです。
張本智和さんは世界ランク11位の王秋珍にも3-1で勝っています。
各国のメディアでは「日本が男子部では中国と対等な試合を、女子部でも準優勝した」と絶賛!
日本は中国に負けましたが張本さんは中国に勝ちました。
各国のメディアからも絶賛された張本智和さん!
すごいです。
中国国歌で真っ先に脱帽した時の中国メディアの評価!
米ヒューストンで行われた卓球の世界選手権の表彰式での事です。
中国国歌が流れた際、日本の張本智和さんが真っ先に帽子を取ったことが中国で報じられました。
張本智和さんは早田ひなさんとペアで混合ダブルスに出場。決勝で中国の王楚欽(ワン・チューチン)・孫穎莎(スン・インシャー)ペアに敗れて準優勝となりました。
その表彰式でのことです。
表彰式では開催地にちなんで選手はテンガロンハットを被って表彰台に並びました。
そこに優勝ペアを称えて中国国家が流れます。
すると張本智和さんは表彰台にいた8人の内誰よりも早く帽子を取ったのです。
中国メディアの鳳凰網体育はこのように張本智和さんを称えました。
「義勇軍進行曲が流れる時、張本智和の反応が最も早く、真っ先に帽子を取って敬意を示した」とし、「多くの失敗を経験し、張本智和はますます礼儀正しくなっている。彼はまた壇上で拍手をして中国を祝福した」
これを受けた中国のネットユーザーたちは
- 「はははは。やめとけ。日本でたたかれるぞ」
- 「私の心は中国にありますってか?」
- 「これは張本智和が礼儀をわきまえているということだろう。こんなことでも嘲笑するのか?」
- 「彼に対する印象が良くなった」
- 「子どものころからの教育が良いからだろう」
- 「相手に敬意を表してもらえるというのは、スポーツ選手として最高の境地だな」
このようにほとんどの方から好意的に受け取ってもらえたのです。
他にも中国のネットユーザーは台湾ペアのことについて言及しました。
- 「台湾ペアは脱帽をためらってたな」
- 「最後に帽子を取ったのは(台湾の)林昀儒だ。なぜ彼を中国本土で練習させてやらないといけないんだ」
このような否定的な意見は一部の方たちで概ね台湾の選手にも「よくがんばった」とエールを送っていました。
中国新聞では『張本智和狂ったかのような試合』と称された
中国・成都で行われた世界卓球団体戦において
男子準決勝で世界ランク3位の日本は同1位の中国に2-3で敗れました。
中国から2勝したのは日本の張本智和さんでした。
そんな張本智和さんについて中国の地元メディア「澎湃新聞」は「張本智和は狂ったように打ちまくった」と伝えています。
さらに第4試合について下記のように報じました。
「接戦を勝ち切ったばかりの張本が相手では、これまで6回対戦して5回勝っている樊振東は絶対優位に立っていたはずだが、勝負の行方は実にはかりがたいものだ」と勢いに言及し、「(第1Gから)張本智和は早速素晴らしいパフォーマンス」「(最終Gは)樊も2度粘ったものの、それもむなしく、最終的に張本が出色のパフォーマンス」
引用:https://the-ans.jp/news/272565/
中国メディアから「狂ったように打ちまくった」と表現された張本智和さん。
中国は日本の張本さんを脅威と感じたのでしょう。
林高遠選手に勝利して優勝した時の中国メディアの反応は?
2022世界卓球選手権の団体戦で張本智和(はりもとともかず)選手が王者・中国を相手に2勝しました。
2022年7月のWWTチャンピオンズでは張本智和選手は中国の林高遠選手に勝利して優勝。
このことは中国で大変話題になり
中国のSNS・微博では破れた林高遠選手に対して
- 「最後の何本かはひどかった」
- 「今日一番苦しんだのは彼じゃない。試合を最後まで見た私だ」
- 「君の最大のライバルは自分自身だ」
- 「気迫がなく、ちょっと困難にぶつかるとすぐにボロボロになる」
などと多くの厳しい声が寄せられていました。
あるメディアでは張本智和さんに負けたことを「恥辱」とまで報道。
一方張本智和さんのことについて
「張本選手もトップ10の選手。負けることもある」と表現。
張本智和さんを高く評価してくれているのだと推測できます。
その証拠に香港のあるメディアでは張本智和さんのことを「日本の神童」と紹介しています。
「日本の神童」と紹介していたメディアは香港メディアの香港01です。
「19歳の『日本の神童』がゲームカウント0-3とリードされ、6度のマッチポイントを握られながらも最後には4-3で林を下し、1年4カ月ぶりとなる優勝を果たした」
引用:香港01
と、このように報道。
中国の反応や評価を調査した結果は
「張本智和さんは高く評価されていて、同時に警戒されている」
今回は卓球の張本智和さんの中国でどのように評価されているのかについてまとめました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
張本智和さんについては他にもこのような記事があります。
よかったらお読み下さい。