卓球世界ランキングで常に上位をキープし続けている張本智和さん。
今回は、張本智和さんがとても頭がいいと言われてる理由について検証していきます。
それでは見て行きましょう。
【卒アル画像】張本智和は頭がいいと言える理由は?
残念ながら卒業アルバムの写真は公開されていなかったので
中学卒業証書を持った張本智和さんの画像をご紹介しました。
張本智和さんはとても優秀な成績で中学を卒業されています。
張本智和さんは頭がいいと言われている理由は次の3つです。
- 学研教室で常に上位をキープ
- 偏差値64の日大高校出身
- 早稲田に進学
ひとつずつ詳しく解説していきますね。
学研教室で常に上位をキープしていた
卓球の張本智和さんは幼少期の頃から「頭いい」「天才少年」「怪物」などと称されてきました。
智和さんは卓球だけじゃなく勉強の成績も優秀でした。
学研が主催する小学校全国共通テストでは国語と算数で計4回、全国1位になったというエピソードも残っています。
話はさかのぼり張本智和さんのご両親は中国の四川省出身で中国の元プロ卓球選手でした。
縁があって日本の卓球界で指導者として来日され、お二人は日本で出会い結婚。
2003年6月27日に長男の智和さんが誕生します。
2歳から卓球を始めた智和さん。
そんな智和さんに対してご両親はこのような考えを持っておられました。
「プロとして卓球をやらせたくない」
ご自身が卓球の辛さをよく知っているからです。
子供にはそんな辛い思いをさせたくなかったのでしょう。
そのため3歳のころから英会話教室に通わせ小学校時代は学習塾(学研教室)へ。
小学校を卒業するまでは、母の意向により1日2時間以上の卓球の練習をしたことがなかったそうです。
智和さんは卓球を早くやりたいために集中して机に向かい宿題を終わらせていたとのこと。
偏差値64の日大高校出身だった!
張本智和さんはリオオリンピックには出場できませんでした。
しかし中学時代に卓球選手として飛躍を遂げます。
そんな智和さんは卓球だけじゃなく学業にも手を抜かず海外遠征時も教科書や参考書を持参し、学校での成績も優秀でした。
小学1年から英語教室にも通っていた智和さん。
家では中国語、外では日本語、そして英語教室にも通っていたなんてすごいです。
学校から親あてに配られるプリントは智和さんが中国語に翻訳してくれたそう。
そんな智和さんの小学生時代は、テストの点数はほぼ100点。
ところが世界ランク上位になったころから海外遠征が激増。
学校の成績が落ちてしまいました。
そのことがよほど悔しかったのか、智和さんは難関校に進学する決意をします。
張本智和さんはなんと偏差値64〜67の日本大学高校に合格したのです。
日本大学高校とは神奈川県横浜市港北区にある日本大学系列校で、
早慶上智レベルの難関大学に進学する生徒が多くいる学校です。
卒業生には坂本九さんや黒沢年雄さんなど、著名人が多くいます。
日本大学高校は、3つのコースがあります。
- スーパーグローバル(偏差値67)
- 特別進学(偏差値66)
- 総合進学(偏差値64)
張本智和さんがどれを選択したかは公表されていませんでした。
学業と卓球を並行して行うだけでも大変なのに両方で成功を勝ち取るなんてすごいです。
早稲田に進学!
張本智和さんは高校卒業後どこの大学をめざすのか注目されていましたが早稲田大学に進学されました。
自身のTwitterで
「早稲田大学人間科学部(通信教育課程)に入学しました! 4月から成人になり、そして大学生にもなりました」とツイートされています。
日本大学高等学校を3月に卒業し、4月からは早稲田大学人間科学部(通信教育課程)に入学された智和さん。
もちろん卓球の活動も続けています。
プロ卓球選手として第1回パリ五輪選考となったLION CUP TOP32で優勝。
学業と卓球の両立は難しいと思いますが卓球では優勝を続け大学は早稲田大学に入学!
ご本人のもって生まれた才能や天才であることでこのような快挙をなし得たのでしょう。
しかし並外れた努力のたまものだとも考えられます。
張本智和が頭がいいのは母のお陰だった
張本智和さんのご両親は中国出身の元プロ卓球選手でした。
2歳から智和さんに卓球のエリート教育を受けさせたご両親ですがお母さんは勉強に主力を注いでほしいと考えていたそうです。
その為宿題が終わらないと卓球の練習ができなかったとのこと。
小学生の頃は進学塾に通い学力テストで宮城県トップ10には入ったほどの優秀な生徒だったのです。
中学は東京都北区立稲付中学校に進学しました。
中学入学を機に上京をされています。
智和さんに学業を主力とさせたのはお母さんの考えでした。
息子さんの活躍についてインタビューを受けるご両親はいつもこのように話されます。
「妻なんて、いまだにトモ(智和)は卓球で生きていかなくてもいいと思ってますよ」
引用:宇さんの言葉
これは智和さんが卓球でどんなに活躍したとしてもお母さんはいたって冷静に
「卓球だけできればいいわけじゃない。勉強もしっかりやらなくてはダメだと、智和にはずっと言い続けてきました。アスリートはいつケガをするかわからないし、トップまでいくのも大変ですから」
引用:凌さんの言葉
お父さんも
「自分たちでは学校の勉強を教えられないというのもひとつの理由です。算数は教えられても、ほかの教科は難しかったから」
引用:宇さんの言葉
やがて張本智和さんはドイツの世界選手権で連日の快進撃で日本に張本フィーバーを巻き起こしました。
ドイツから「勝ったよ」と張本が電話で報告すると、お母さんは冷静に。
「良かったね。ところで、今日は勉強しましたか?」と答えたのです。
お母さんは息子はいつか選手でなくなる日の事まで考えこのように学業をおろそかにしないように教育をされていたそうです。
卓球の海外遠征は夏休みなどに絞り学校を休ませなかったご両親。
お母さんがこのような教育を選択したのには下記のような理由があったからです。
智和さんのお母さんである凌さんは、一人っ子政策が始まる前の1973年に中国で誕生しています。
卓球で大勢の子どもの中から選ばれた凌さん。
そんな凌さんはトップアスリートへの道からどんどんこぼれていく仲間を見てきました。
お父さんの宇さんは凌さんについてこのように語ってくれました。
「妻のほうが僕よりもエリートなんです。五輪出場はかなわなかったが世界選手権に出ている。それなのに勉強もできたと聞く。彼女はきっと大学に行きたかったと思う。だから、トモに卓球だけじゃないよと言うんです」
こんな素晴らしいご両親に育てられた張本智和さん。
文武両道に邁進しこれからも活躍の場を広げていって欲しいです。
今後も張本智和さんとご両親に注目して来ましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。