プロサッカー選手でゴールキーパーとして世界で活躍されている川島永嗣さん。
ベルギー・スコットランド・フランスと各地のサッカーチームに所属経験があり、2022年現在ではフランスで活躍されています。
サッカーのルールは全国共通といえども、言葉はそれぞれ全く違うでしょう。
川島永嗣さんはいったい言葉はどうしているのか?と気になりますよね。
今回はそんな川島永嗣さんの語学の勉強法5つや、7ヶ国語をマスターするまでの方法について調べてみました。
川島永嗣の語学力は?
世界各地で活躍する川島永嗣さんですが、サッカーだけではなく語学力も話題となっているのです。
その語学力を活かし「本当に『英語を話したい』きみへ」という本を出版されているんですね。
では、いったいどのくらいの語学力なのか見ていきましょう。
7ヶ国語を話せる!?
なんと川島永嗣さんは、7ヶ国語を話せるのです。
・日本語
・英語
・イタリア語
・ポルトガル語
・オランダ語
・フランス語
・スペイン語
この中でも、英語・イタリア語・ポルトガル語・スペイン語は日常会話レベルで話すことができるそうです。
オランダ語・フランス語は勉強中とのことですが、現在フランスに住んでいるので、きっとすぐに習得できそうですよね。
ポルトガル語に至っては、通訳の方が「川島永嗣さんは通訳を通さなくても話せるレベル」というほどです。
実際に川島永嗣さんが7ヶ国語を話しているのを聞いてみたいですよね。
インタビュー動画がすごい
こちらでは、川島永嗣さんのオランダ語・イタリア語・英語・フランス語・日本語を聞くことができます。
テレビ番組でも通訳も通さず、流暢にやりとりをされています。
英語を話せるだけでもすごいのに、こんなにたくさんの言葉をスムーズに話せるなんて・・・。
川島永嗣さんはいったいどれほどの勉強をして努力してきたのでしょうか。
川島永嗣の語学の勉強法5つ!
川島永嗣さんの語学力のすごさは伝わったかと思いますが、この語学力をどのようにして身につけたのでしょうか。
18歳の時に行ったイタリアでの1ヶ月間のサッカー留学。
その際に言葉の通じない苦しみを味わい、語学の重要性を感じたそうです。
これをきっかけに、語学勉強に力を入れた川島永嗣さん。
そんな川島永嗣さんの語学の勉強法が5つあるそうなので、紹介していきます。
その1:外国語の本を読む
まず、学びたい言語で書かれている本を読むそうです。
その言語で書かれた雑誌やテキストを読み、毎日朝食の前に30分間勉強することを決めたそうです。
毎日、視界に入れることで目を慣らしていたんですね。
そして毎日30分というのが、ハードルも高くなく毎日続けられそうですよね。
その2:外国語の映画を字幕なしで見る
現代では「ネットフリックス」などで手軽に映画が見れますよね。
川島永嗣さんはこのお手軽さを利用して、フランスに住んでいる現在も移動時間などのスキマ時間に映画を字幕なしで再生しているそうです。
こうすることで”退化”することなく、毎日30分間外国語に触れることができます。
その3:洋楽を聞く
映画を見るほかにも、練習場所に行くまでの車の中で洋楽を聞いたり現地のラジオを聞いているそうです。
フランス語の場合、何を言っているのかさっぱりわからない状態からとにかく聞き続け、約2年後に、やっと何を言っているか聞き取れるようになったそう。
とにかく、勉強したい言語をひたすら耳に入れて耳を慣らすことが大事なんですね。
その4:分からないフレーズは必ず辞書で調べる
映画や洋楽、ラジオを聞いている途中で出てきた分からないフレーズは必ず辞書で調べるようにしているそうです。
また、試合後の取材などでは専門用語や高度な言葉を使うため、他の外国人選手のインタビュー映像をみて単語やフレーズなどを研究していたそうです。
この研究のおかげで、川島永嗣さんはインタビューなどでも通訳を通すことなく堂々とコメントができるのかもしれまん。
その5:チームメイトや友人と外国語で積極的に話すようにしている
川島永嗣さんの場合はチームメイトや友人が外国人で英語を話せる人が多く、会話するチャンスを積極的に活かしたそうです。
そのためには常日頃から「こう聞かれたらこう返す」という英文のイメージをしておき、繰り返し口に出しておく。
こうすることで、瞬時に英語で話す反射神経を鍛えておくそうです。
イメージトレーニングからの実践ということで、どこかスポーツにも通じるものがあるのかもしれませんね。
川島永嗣が語学の勉強を続ける秘訣は?
勉強の方法はわかりましたが、継続して勉強を続けることがなかなか難しいですよね。
実は川島永嗣さんも、サッカー以外のことは飽きやすく1つのことが続かない性格なのだそう。
そんな飽きやすい性格でも勉強を続ける秘訣を、このように伝えられていました。
その1:教材や勉強法にこだわらない
続かなくなるのは”語学への興味が薄れた”のではなく、”その教材や勉強方法に飽きた”というのが多いとのこと。
そこで、川島永嗣さんは教材や勉強方法にこだわることをやめ、その日の気分で勉強方法を変えることにしたそうです。
調べていて感動したのですが、この”勉強方法を変える”というのも、川島永嗣さんの場合は同じ言語ですらないのです。
英語を勉強していて、飽きてきたらイタリア語、次はフランス語というようにしていました。
とても難易度が高そうに思えますが、川島永嗣さんはこのようにメリットを伝えています。
分からない言葉があっても、いったん離れて違う言語を勉強することで、文法や単語の共通点が見つかったりする。「こういうことだったのか」という驚きや感動があると、学ぶことが面白くなります。
その2:言語や異文化を面白がる
教材や勉強法にこだわらず、”学ぶこと”が面白くなってくると、わからない単語や言葉をすぐに調べる癖がつくそうです。
例えば海外旅行に行ってお店で何かを注文する。
届くまでの待ち時間に現地で「ありがとう」という意味の言葉をスマートフォンで調べて、商品を運んでくれた店員さんにその言葉を伝える。
外国人が日本語で「ありがとう」と言ってくれたら、ちょっとうれしいじゃないですか。その国の人と触れ合いたい、文化を知りたいと思ったら、自分からその国の人たちの中に入っていく。そんな姿勢が、能動的な勉強につながるのかもしれません。
たしかに、外国人が「ありがとう」と日本語で言ってくれたら嬉しいですよね。
「〇〇は何というんだろう?」→調べる→伝える
この一連だけで、語学勉強に一番大事と言われるインプットとアウトプットを無意識にしていることになりますよね。
これを勉強!と思わず、興味や関心という気持ちで出来ることが継続への秘訣のようです。
その3:完璧を求めない
実際に多くの外国人と話すことが多い川島永嗣さん。
しかし海外に出てみると”完璧な英語を話している外国人はほとんどいない”ということに気付いたそうです。
英語が下手でも、周りは自分が思っているほど気にしてないんですよね。
それに必死になって言葉をひねり出そうとするほど、相手も釣られて必死に耳を傾けてくれます。
自分の英語に自信が持てずに外国人と話せないというのは、もったいないということですね。
完璧でなくても伝えようとする気持ち、そして実際に外国人と現地の言葉で会話をして成長していく。
それを繰り返すことで上達していくのではないでしょうか。
今回は、川島永嗣さんの語学勉強法5つと7ヶ国語マスターまでの方法、そして勉強を続ける秘訣についてまとめてみました。
話せる言語が増えるだけで、人とのつながりや可能性もグンと広がりますよね。
川島永嗣さんの勉強法を見習って、筆者も勉強してみたいと思いました。
7ヶ国語をマスターするほど努力家の川島永嗣さんを、これからも応援していきたいと思います。