水泳界の期待の星として輝き続ける、小堀倭加さん。
東京オリンピック、パリオリンピックと2大会連続出場を決め、メダル獲得に期待が寄せられています。
そんな小堀倭加さんですが、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
今回は、小堀倭加さんの学歴について、調査しました!
ぜひ、最後までご覧ください。
小堀倭加の基本プロフィール
- 氏名 :小堀倭加(こぼり わか)
- 生年月日:2000年8月10日(23歳 ※2024年6月時点)
- 出身地 :奈良県
- 身長 :164cm
- 所属 :あいおいニッセイ同和損害保険湘泳会
- 趣味 :ピアノ演奏、パズル
小堀倭加さんは、幼稚園から水泳を始めています。
生まれは奈良県ですが、幼少期に神奈川県西橋本へ移住しました。
小学生から相模原ドルフィンクラブに通い、本格的に水泳に打ち込みます。
小学4年生のときには、全国ジュニアオリンピックカップに初出場。
旭中学校2年生のときには、背泳ぎで全国中学校大会2位に輝きました。
現在の専門は自由形で、中距離から長距離を得意としています。
中学までは背泳ぎ専門だったのですが、高校から自由形に転向しました。
背泳ぎから自由形へ転向してすぐ、インターハイでは400m、800m自由形で優勝しています。
持久力を武器に、2019年の日本選手権女子1500m自由形では、初優勝に輝いています。
湘南工大付属高校3年生で、初めて日本代表に選出され、2018年のジャカルタ・アジア大会では800m自由形と1500m自由形で銅メダルを獲得。
世界ジュニア水泳選手権では、400mで高校記録を更新しています。
日本大学時代も、日本選手権やインカレで優勝に輝いています。
2021年2月には、短水路の女子1500m自由形において、18年ぶりに日本記録を更新しました。
同年4月の日本選手権では、長距離種目での派遣標準記録突破しています。
これは、アテネオリンピック金メダリスト・柴田亜衣さんが、北京大会の選考会でクリアして以来となる快挙でした。
小堀倭加の学歴は?
小堀倭加さんの学歴について、順番に見ていきましょう。
出身小学校と戦歴
小堀倭加さんの出身小学校は、相模原市立橋本小学校です。
小堀倭加さんは幼少期に、奈良県から神奈川県に移住しています。
3人きょうだいの末っ子で、兄2人も水泳をしていました。
その影響で、小堀倭加さんも幼稚園生のころから、プールに通い始めています。
水遊びが大好きだった、小堀倭加さん。
小学校3年生から本格的に競技水泳を始めました!
両親やご兄弟に関して、名前や職業などの情報は一切ありません。
ただお兄さんたちも、競泳選手として活躍していたかもしれませんね。
出身中学校と戦歴
小堀倭加さんの出身中学校は、相模原市立旭中学校です。
小堀倭加さんは、小学4年生でジュニアオリンピックに出場したことをきっかけに、競泳にのめり込んでいきます。
中学時代は相模原ドルフィン水泳クラブに通い、中学2年生で全日本選手権背泳ぎで2位に輝きます。
この結果から、全日本競泳界より東京オリンピック強化選手に指定されます。
しかし小堀倭加さんは、この後に競泳の壁にぶち当たり、スランプに陥ります。
ちょうど中学3年生で、自分の進路を考えるタイミングでもあり、水泳とは全く違う道に進むことも考えました。
しかし悩みぬいた結果、小堀倭加さんは水泳の強豪・湘南工科高へ進学したのです。
主な戦績
- 2013年:JOC全国ジュニアオリンピックカップ 200m背泳ぎ:3位
- 2014年:全国中学校大会 200m背泳ぎ:2位
- 全日本選手権 背泳ぎ:2位
出身高校と戦歴
小堀倭加さんの出身高校は、湘南工科大学付属高等学校です。
この高校は、神奈川県の中でもスポーツに非常に力を入れています。
水泳部は、男女ともにインターハイで優勝経験があるほど、強豪なんです。
小堀倭加さんの自宅からこの高校まで、なんと片道2時間かかったそうです。
そのため、毎朝5時半に起きて、6時には家を出る日々を過ごしていました。
勉強との両立も、苦労したでしょうね。
高校入学時は背泳ぎの選手だった小堀倭加さんですが、水泳部の三好監督に才能を見出されます。
三好監督は、バルセロナオリンピックのバタフライ日本元代表です。
その持久力を見抜き、インターハイでは長距離に出場するように勧めます。
すると結果が良かったので、そこから中・長距離がメインになりました。
三好監督の元厳しい練習に耐え高校3年間で一気に自由形の実力を伸ばしました。
高校3年生のときには、第13回パンパシフィック水泳選手権大会に出場し、決勝進出。
2018年のジャカルタ・アジア大会では、800m自由形と1500m自由形で、銅メダルを獲得しています。
大きな国際大会でタイムを伸ばし、着実に結果を残しています。
しかしその現状に満足せず、さらにタイムをあげることを目標にしていました。
日本代表に選ばれるようになり、最初は緊張していましたが、大会が始まってからはすごく楽しく過ごせたそうです。
高校生でも大人たちは優しく受け入れてくれたそうで、一緒に頑張る仲間も増えました。
主な戦績
- 2016年:インターハイ 400m自由形、800m自由形 優勝
- 2017年:世界ジュニア選手権 400m自由形 高校記録樹立
- 日本選手権 400m自由形2位、800m自由形3位、1500m自由形2位
- 2018年:東京パンパシフィック選手権 400m自由形、1500m自由形 高校新記録樹立
- ジャカルタ・アジア大会 800m自由形銅メダル、1500m自由形銅メダル
出身大学と戦歴
小堀倭加さんの出身大学は、日本大学スポーツ科学科です。
日本大学の水泳部といえば、名門中の名門。
1927年設立以降、インカレ総合優勝36回という快挙で、100人以上のオリンピック選手を輩出してきました。
あの池江璃花子選手の母校でもあり、小堀倭加さんは同級生です。
世界的に有名な選手が多くいる中で練習できると、小堀倭加さんにとってはいい刺激になったでしょうね。
2020年はコロナ禍でしたが、気持ち的にも技術的にもうまくいった年だったとか。
緊急事態宣言中も、ウェイトトレーニングを増やしたり、陸上トレーニングを増やしてパワーがついたそうです。
しかしその後は調子が下降義気味で、日本選手権を前に苦しい日々を過ごしてきたそうです。
東京オリンピックをあきらめかけた時もありましたが、学生新記録で優勝し、オリンピック代表内定を決めました。
2021年2月のジャパンオープンでは、400m、800m、1500mの3冠を成し遂げます。
1500m自由形では、短水路日本新記録を更新しました!
18年ぶりの快挙で、小堀倭加さんの将来に期待が集まりましたね。
しかし、2020年東京オリンピックでは、女子400m自由形で予選落ちしてしまいます。
女子800m自由形では、予選で16位となり、決勝には進出できませんでした。
主な戦績
- 2019年:日本選手権 400m自由形4位、800m自由形2位
- 日本学生選手権 400m自由形優勝(大会新)、800m自由形優勝
ユニバーシアード・ナポリ大会 800m自由形優勝、1500m自由形優勝 - 2020年:日本学生選手権 400m自由形優勝(大会新)、800m自由形優勝(大会新)
日本選手権 400m自由形2位、800m自由形3位 - 2021年:日本選手権 400m自由形優勝 800m自由形2位
神奈川県JOC春季大会 1500m自由形優勝
ジャパンオープン 400m、800m、1500m自由形優勝
その後2023年には、日本大学を卒業し、あいおいニッセイ同和損保株式会社に入社。
社会人になって初となるパリオリンピックへも、メドレーリレーでの出場を決めました。
パリオリンピックでは、持っている力を十分に発揮し、メダルを獲得してほしいですね!