パリオリンピック出場が内定した、アーチェリーの野田紗月選手。
名門・近畿大学時代から注目を集め、日本のトップアーチャーとなりました。
そんな野田紗月選手の高校や、学歴が気になりますね。
今回は、野田紗月選手の学歴について、調査しました!
ぜひ、最後までご覧ください。
野田紗月の基本プロフィール
- 生年月日:2000年5月20日(24歳 ※2024年時点)
- 出身地 :福岡県北九州市
- 身長 :170cm
- 所属 :株式会社ミキハウス
野田紗月選手は、高校からアーチェリーを始めます。
福岡県立折尾高等学校卒業後、近畿大学に進学。
アーチェリーの名門・近畿大学において、2022年度に初めて日本代表に選ばれました。
2023年に株式会社ミキハウスに入社し、社会人アーチャーとなりました。
主な戦績は、以下の通りです。
- 2018年:全国高等学校総合体育大会アーチェリー競技大会3位
- 2023年:世界アーチェリー選手権2023銅メダル
- 2022年:第64回 全日本ターゲットアーチェリー選手権大会優勝
- 2022年:Paris 2022 Hyundai Archery World Cup Stage 3ミックス 5位
- 2022年:第30回全日本学生アーチェリー西日本大会優勝
- 2022年:第19回アジア競技大会最終選考兼FISUワールドユニバーシティゲームズ最終選考会1位通過
- 2021年:第56回全日本学生アーチェリー女子王座決定戦団体優勝
野田紗月の高校は?
野田紗月選手の出身高校は、福岡県立折尾高校です。
折尾高校のアーチェリー部は、全国大会で優勝したことも。
世界で活躍している選手を輩出しており、伝統ある高校なのです。
高校時代のアーチェリーのエピソードは?
野田紗月選手は、折尾高校に入学してから、アーチェリーを始めました。
中学までは、軟式テニスをしていた、野田紗月選手。
高校でも軟式テニスをする予定だったのですが、入学後に運命が変わります。
部活動紹介を見た際、アーチェリー部が風船を矢で割っている姿を見て、「カッコイイ」と一目惚れしたのです。
人生何があるか、分からないですね。
入部したばかりの頃は、オリンピック出場など考えてもいませんでした。
最初はフォームを固める練習ばかりで、つまらないなと思っていたとか。
しかし、矢を撃つようになって距離が伸びると、どんどんのめり込んでいきました。
高校3年生のときには、「全国高等学校総合体育大会アーチェリー競技大会」で女子3位となります。
高校時代は目立つ存在ではなかったものの、近大洋弓部の山田秀明監督は魅力を感じていました。
身長170cmという高身長から、「オリンピックも狙える」と目をつけていたそうです。
そして、東京オリンピック出場選手を育てる「福岡アーチェリーアカデミー」に参加。
まずナショナルチームに入り、世界を目指すようになります。
野田紗月の学歴まとめ
野田紗月選手の学歴について、順番に見ていきましょう。
出身小学校
野田紗月さんの出身小学校は、分かっていません。
実家は福岡県北九州市にあるので、市内の公立校ではないでしょうか。
家族構成も不明ですが、お兄さんがいることは分かっています。
出身中学校
野田紗月さんの出身中学校も、分かっていません。
当時は、軟式テニス部に所属していました。
運動神経抜群の野田紗月選手ですから、テニス部でも活躍していたでしょうね。
出身大学
野田紗月選手の出身大学は、近畿大学です。
近畿大学のアーチェリー部は、数々のオリンピック選手を輩出しています。
世界学生選手権大会の日本代表で、6人中5人が近畿大学生だったこともありました。
優れた指導者と国際大会の経験を積み、世界で戦える選手を育成しています。
アーチェリー部に入部するにはスポーツ推薦しかなく、部員全員が全国に出て当たり前なのです。
数年前には付属高校にもアーチェリー部が創設され、高校からトップ選手を育成していきます。
その強豪校・近畿大学に進学しても、野田紗月選手はオリンピックを夢物語と思っていました。
しかし、山田秀明監督の目にかかり、徹底的な指導を受けます。
シドニーオリンピック金メダリスト・金清泰コーチに、細かくフォームを修正してもらいます。
すると技術面が向上し、肩回りの筋肉もついて矢が安定するように。
練習場は射場が広くて照明もあり、集中できる環境が整っていたそうですよ。
そして、大学4年生のときには、全日本選手権で優勝。
アーチェリー女子のホープとして、注目を集めるようになります。
近畿大学卒業後は、ミキハウス所属に。
社会人アーチャーとなり、競技に対しての意識が変わったそうです。
アーチェリー=仕事となるので、自分の職業=アスリートと実感したとか。
世界選手権では銅メダルを獲得。日本人選手初となる3位で、表彰台に上ります。
日本人選手初の快挙を成し遂げていますが、「まだまだ経験が足りない」と向上心は衰えません。
世界選手権で3位となっても、「まだ上に二人いる」という気持ちで、満足はしていません。
山田秀明監督も「社会人になって責任感が分かってきた。この1年で伸びた」と、成長を感じているそうです。
パリオリンピックでは、ぜひ実力を発揮し、金メダルをとってほしいですね!