キングコング西野さんが企画されている
プペルバレエが炎上しています。
バレエ「えんとつ町のプペル」という新たな取り組みをするということで
「プペルバレエが目指す場所」と制作総指揮をされている方が
公開したnoteが炎上して注目されているのです。
今回はプペルバレエが炎上している理由についてまとめました。
プペルバレエが炎上している理由5つ!
プペルバレエについてですが
公開されたnoteについて
- 古典バレエへのリスペクトがないこと
- 商売感をゴリゴリに出していること
に不快感を示している人が多いようです。
プペルのバレエ、バレエを愛している人々にめちゃくちゃ嫌がられてるけど制作の文章見てこれはほんまに嫌やなと思った
— 蓮池 (@hssikk) May 13, 2022
主に炎上している理由は5つ。
- 古典バレエと同じ棚に!?
- 子供は理解できない一文に物議?
- ゴリゴリの商売感に不快感?
- バレエダンサーは無償?
- バレエへのリスペクト皆無?
一つずつ見ていきましょう。
その1:古典バレエと同じ棚に!?
まずプペルバレエが一番炎上している理由は
公開されたnoteの内容に古典バレエへのリスペクトが感じられない
という点のようです。今回
というnote記事はすでに削除されていますが
削除前の記事内容について抜粋すると
プペルバレエについて
と古典バレエと同じ棚に並べたいという最終的な目標を
文章の初めに語っていたため
その文章自体のインパクトが強く、拒否反応を示した人が多かったようですね。
バレエを心から愛してる人や、古典バレエが好きな人にとっては
いきなり、
という一文はショックだったのではないでしょうか。
noteの筆者は
と後々補足をしているため、
すぐに古典バレエの大作のくるみ割り人形や、
眠れる森の美女などとプペルバレエを並べることができる
と考えていないことがわかります。
という文章からも、将来的に古典作品になるように取り組んでいきたい
という気持ちの表明のようです。
しかし、繊細なバレエの世界について大きな目標を文章の最初に語っていることで
違和感を感じてしまい批判的になっている人が多いようですね。
バレエ「プペル」の制作指揮の方の文章。「棚に並べる」「棚に並べる」って、いったいバレエを何だと思ってるんでしょうか。出演ダンサー、スタッフの方々、今からでも降りられるなら降りてほしい。https://t.co/8KS5G2w7BR
— kitambird (@kitambird) May 13, 2022
バレエのことを大切に思っている人にとっては
バレエをなんだと思ってるのか?
と疑問に思う人が多いようですね。
その2:ハロウィンの風物詩を目指す?
くるみ割り人形がクリスマスに上演されるように
ハロウィンにはプペルバレエが上演されることを目指したい
という目標も物議を呼んでいるようです。
その一文は
くるみ割り人形を目指します。
目指すところをもう少し詳細に言うと、
「くるみ割り人形」と同じ棚に並べようと思っています!
どういうことかと言いますと、
❶シーズンもので、
❷子供が踊れるということです。
ということで、クリスマスの時期にくるみ割り人形が上演されることと同じように
プペルはハロウィンの時期に上演されるような
ハロウィンのアイコンを取っていきたいということでした。
そこでハロウィンの物語であるプペルはハロウィンのアイコンを取りに行きたいと思っています。
この
という批判的な意見がありました。
くるみ割り人形の解釈もおかしいでしょ。
ダンサーに子役がいることと、クリスマスや発表会の定番の演目であるところの商業的に美味しい部分だけ搾取したいのがミエミエじゃん。
ゴリゴリのプロモーションで、発表会でプペルバレエを踊ろうみたいなキャンペーンをやりそうでゾッとする。#プペルバレエ— m.negisi (@hoshi_sword) May 13, 2022
くるみ割り人形という古典バレエを軽々と並べて
考察を書いていたことに違和感を感じる人が多いようですね。
その3:子供は理解できない一文に物議?
また、noteの古典バレエは子供は理解できない
ような一文も不快感を示している人は多いようですね。
以前の記事にも書きましたが、
バレエの作品は、愛とか嫉妬とか恨みとか子供では
中々理解できない感情の物語がほとんどです。
子供のお話はくるみ割り人形だけと言っても過言ではないです。
子供(特に女の子)の習い事の定番となっていて、
バレエを習う子がこんなにも多いのに、子供の心情を描いた作品がないんです。
バレエ界では、子供が大人になりきって踊るんです。
教育学では、18世紀にルソーが“子供の発見”をしているのに、
(それ以前は、小さな大人として扱われてました)
バレエ界は21世紀の今もまだ子供を発見できていない。
バレエ界は子供をまだ小さな大人として扱っているんです。
バレエ界にも子供が子供として感情移入し、
演じることのできる作品があってもいいですよね。
それも、今後の人生のお守りになるような作品だったら最高です
という
- 現在のバレエ界では子供を発見できていない
- バレエには子供が子供として感情移入して演じる作品がない
という表現もバレエ界をディスってるのでは?
と感じた人は多いようですね。
また、
プぺルバレエは、毎年ハロウィンの時期に上演し、
子供たちが年に1度見上げれる世界を作りに行きます!!
バレエ界のハロウィンのアイコンを取ると同時に、
子供たちの心のお守りになるような作品をバレエ界に残すために。
と勝手にバレエ界でアイコンを作っていくことや
子供たちのお守りになるような作品がないことを
指しているような一文に疑問を持った人がいるようです。
プペルのバレエに関しての話で色々と頭に来るけど、👇の所も腹が立つ。[子供には理解出来ない話がほとんど]だと?あんまりじゃない?
子供の時に見たニーナ様のキトリやオデット、フェリ様のジゼル、グラチョーワのジュリエットがなかったら、その舞台に圧倒され楽しんでなかったら、 pic.twitter.com/l3pQBp0BcF— BINGO (@BINGOnMICKEY2) May 13, 2022
このようにバレエ観劇に全てを投げ打つ勢いで公演に一喜一憂してない。
そりゃ、小学生だったし、完全には理解出来なかった所もあったかも知れない。だけど、子供でもくるみ割り以外でもちゃんと楽しめるし、逆に一生印象に残る事にもなる。それこそが古典の最大の威力とも言える。— BINGO (@BINGOnMICKEY2) May 13, 2022
子供だからと言って古典バレエへの感情移入ができないわけではないという意見もありました。
その3:ゴリゴリの商売感に不快感?
バレエを商売にしている感じがむき出しになっており不快感を感じた人がいたようです。
から走り始めております。衣装も全てレンタル衣装で借りれるように。(おそらくレンタル開始が2022年の11月頃かと思います)舞台装置もレンタルできるように。
音源もオリジナル楽曲を使用できるように。
つまり普通の発表会と同じように上演できるよう動いてます!!
お教室に合うように振付アレンジしてもらうのも可です。
次に、
②世界中のバレエ団のレパートリーとなる
です。
まずは日本から。ということで、
現在、プロ公演のキャスティング中です
日本が誇る国宝級ダンサーから出演OKをいただいております!
そして、今年の10月のプロ公演後、そのデータを持って、様々なバレエ団に営業にいきます!!
という一文も
この記事を呼んでプペルを見にいく人はどういう感情で見に行けばいいのか?
と疑問を感じていた人がいました。
「発表会の演目を決めて衣装やセットの準備をする手間を省きたいバレエスタジオ講師です」、「古典バレエを観て感情移入できないアホな子どもとその親です」、「プペルの話題性とマーケティング力に乗せられた単細胞の消費者です」と自ら名乗り出ていくようで、劇場に足を運びたくないな、と思う。
https://note.com/kotosomehow_/n/n911401f68df3より
うまく乗せられてしまった消費者になっているようで
疑問を感じてしまう人もいるようですね。
その4:バレエダンサーは無償?
またプロのバレエダンサーについても報酬については
設定されておらず、現在のところ報酬なしで
プペルバレエは動いているようです。
プロ版プペルバレエ公演では、コール・ド・バレエのダンサーたちには報酬がない模様である。
https://note.com/kotosomehow_/n/n911401f68df3より
例の企画、ダンサーを募集するとのことですが、要綱を見る限り、群舞は無給?(ソリスト数名は報酬あり。) 新規開拓をされたいのかもしれませんが、オプションチケットを出されているのにダンサーが無給では、日本バレエ界の根本的問題を利用しているとしか思えなくて…。
その5:バレエへのリスペクト皆無?
バレエへのリスペクトがないのでは?
という意見も多数ありました。
↓たしかに。プペルバレエの件、内容について批判してるツイートは1つも見てなくて、原作が絵本だからとかではなく、プペル商法と主催者のnoteからわかってしまったバレエの無理解とリスペクトのなさ、プペル商法的なやり方に対して怒ってる訳で。
— もえぎ💙💛 (@moegi0404) May 14, 2022
バレエへの無理解やリスペクトがない
ということも言われていました。
これはちょっと許容できないな。まずプロダンサーに依頼してるのにお遊戯会と同等発言は如何なものか。あとバレエそのものと古典作品に関するリスペクトはどこにありますか?くるみ割りにしても解釈が甘い。 #プペルバレエ
— あーすけ (@ahahahabah) May 13, 2022
ということもいわれていました。
プペルがバレエになった件で炎上中なのですが、一番読んでいただきたかった主催者のブログが削除されてしまいました。。なんというか、芸術へのリスペクトがない取り組み姿勢に困惑しているところです。
— 山田㌍ヌ (@yama_caro) May 14, 2022
プペルやばすぎる…。
バレエ「プペル」じゃなくて、プペルバレエとか言ってるし。
他作品は上演できなくてもプペルが上演できてればいいみたいに聞こえるな。
棚に並べる発言もイヤな感じだし、子供には理解できない感情とか子供舐めすぎ。
ジャンルへのリスペクトがないのに来ないでほしいね。
— 💚らいすた💛 (@open_raisuta) May 15, 2022
バレエ「プペル」ではなくてプペルバレエという言われ方についても
バレエへのリスペクトがないといわれているようです。