競泳パリオリンピック選考会女子100メートルにおいて、平泳ぎで優勝した、鈴木聡美さん。
2012年ロンドンオリンピックでは、日本競泳女子史上初の1大会で3つのメダルを獲得した逸材です。
そんな鈴木聡美選手ですが、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
今回は、鈴木聡美さんの学歴について、調査しました!
ぜひ、最後までご覧ください。
鈴木聡美の基本プロフィール
- 氏名 :鈴木 聡美(すずき さとみ)
- 所属 :ミキハウス
- 生年月日:1991年1月29日(33歳)
- 出身地 :福岡県遠賀郡遠賀町
- 身長 :168 cm
- 体重 :62 kg
- 足のサイズ:25.5cm
- 血液型 :O型
- 趣味 :漫画、アニメ、ゲーム、ファンタジー、戦国BASARA
鈴木聡美選手は、2歳上の姉が喘息を患っており、一緒に水泳を始めました。
中学校、高校では全国大会でも目立った成績は残さなかったものの、大学で頭角を現します。
大学1年生のときには、学生選手権「女子100m平泳ぎ」で日本新記録を樹立。
2009年には日本選手権に初出場し、ジャパンオープンの「女子50m平泳ぎ」「女子100m平泳ぎ」で優勝しています。
その後も、パンパシフィック水泳選手権やユニバーシアード、ロンドンオリンピックなに出場。
ロンドンオリンピックでは、「女子100m平泳ぎ」で銅メダル、「女子200m平泳ぎ」で銀メダル、「女子400mメドレーリレー」で銅メダルを獲得しています。
日本の女子競泳史上、オリンピックで複数メダルを獲得した、初の選手となりました。
大学を卒業したあとは、ミキハウスに入社。
しかし、急な環境の変化から、体重が増えるなどの体調不良に。
一時は引退説もありましたが、リオデジャネイロオリンピックに出場。
100m平泳ぎに出場するも、準決勝敗退に終わっています。
2021年の日本選手権では実力を発揮できず、東京オリンピックへの出場を逃します。
しかしパリオリンピック代表選考会では、見事復活を遂げ、代表に内定しました。
鈴木聡美の学歴は?
鈴木聡美さんの学歴について、順番に見ていきましょう。
出身小学校
鈴木聡美さんの出身小学校は、今のところわかっていません。
地元・福岡県遠賀(おんが)町の公立校ですが、学校名は不明です。
出身中学校の学区内だとすると、以下のいずれかの可能性が高そうです。
- 遠賀町立広渡小学校
- 遠賀町立浅木小学校
- 遠賀町立島門小学校
鈴木聡美さんの家族構成は、両親とお姉さんの4人です。
父・鈴木良二さんと母・鈴木裕子さんは、職業などの詳細は不明でした。
姉の鈴木鮎美さんは2歳上で、幼少期は常に姉の後をくっついて回っていました。
姉は喘息を患っており、体力向上のために水泳を始めています。
いつも窓越しに水泳を見ていた鈴木聡美選手は、「私もやりたい!」と懇願。
4歳から地元の「オールウェイズスイミングクラブ」に加入し、水泳を始めました。
小学生の頃は特に目標はなく、ただ放課後にスイミングスクールに行き、記録が更新されると喜んでいたそうです。
小学6年生のときに、ジュニアオリンピックカップの全国大会で、初めて東京へ。
予選だけ出場し、東京ディズニーランドで遊んで帰ったそうですよ。
出身中学校
鈴木聡美さんの出身中学校は、 遠賀町立遠賀中学校です。
中学生になると、全国中学校大会にも出場するようになり、競技として意識し始めました。
勝ちたいというよりかは、自分の記録を伸ばしたいという思いが強かったそうです。
自分より好タイムを出す選手を羨ましく思ったり、自分が1位になっても自己記録を更新しないと、喜べなかったと言います。
出身高校と戦歴
鈴木聡美さんの出身高校は、福岡県九州産業大学附属九州高校進学コース(偏差値46)です。
この高校は部活動が盛んで、硬式野球部やバスケットボール部は強豪校となっています。
高校時代も水泳部に在籍し、部活動に打ち込んでいました。
水泳部と並行して、変わらず「オールウエイズ・スイミングクラブ」で練習しています。
毎日の練習と試合、合宿などで、多忙な高校時代だったそうです。
高校では目立った成績を残せなかったのですが、充実した高校時代だったそうですよ。
また、地元の福岡県で開催される世界水泳選手権を目標に、練習に励んでいました。
とはいえ、高校時代は同級生の酒井志穂選手が活躍しており、特に目立った選手ではなかったと言います。
出身大学と戦歴
鈴木聡美さんの出身大学は、山梨学院大学経営情報学部経営情報学科(偏差値38)です。
この山梨学院大学への進学をきっかけに、一気に才能を開花させています。
主な戦績
- 2009年:日本選手権 50m平泳ぎ 3位
- 2009年:日本選手権 100m平泳ぎ 3位
- 2009年:日豪対抗(ユース) 100m平泳ぎ 3位
- 2009年:日豪対抗(ユース) 200m平泳ぎ 4位
- 2009年:ジャパンオープン 50m/100m平泳ぎ 2冠
- 2009年:日本学生選手権 100m平泳ぎ 優勝
- 2009年:日本学生選手権 200m平泳ぎ 3位
- 2010年:日本選手権 50m/100m/200m平泳ぎ 3冠
- 2010年:パンパシフィック選手権 50m平泳ぎ 5位
- 2010年:パンパシフィック選手権 100m平泳ぎ 4位
- 2010年:パンパシフィック選手権 200m平泳ぎ 4位
- 2010年:W杯東京大会 100m平泳ぎ 銀メダル
- 2010年:アジア大会 50m平泳ぎ 銅メダル
- 2010年:アジア大会 100m平泳ぎ 銀メダル
- 2012年:日本選手権(25m) 50m 優勝、100m 優勝、200m 3位
- 2012年:日本選手権 100m 優勝、200m 優勝
- 2012年:ジャパンオープン 50m 優勝、100m 優勝、200m 優勝
- 2012年:セッテコリ杯 100m 2位
- 2012年:ロンドンオリンピック 100m 銅メダル、200m 銀メダル
鈴木聡美さんは高校3年生のときに、東京の大学の練習に参加。
その足で山梨学院大学に立ち寄り、練習に参加をすると、これまで経験したことがないハードな内容でした。
このとき直感で、「この大学で成長できる」と感じたそうですよ。
水泳部に入部すると、およそ1ヶ月で太ももや肩回りが一気に成長します。
大学1年生だった2009年には、学生選手権100mの平泳ぎで、日本新記録を樹立。
大学2年生のときには、日本選手権の平泳ぎ50m、100m、200mで優勝し、3冠を達成しました。
大学4年生のときには、ロンドンオリンピックに出場。
平泳ぎ100mで銅メダル、200mで銀メダル、そして400mメドレーリレーで銅メダルという、3つのメダルを獲得しています。
レース前日に萩野公介さんが400m個人メドレーで銅メダルを獲得し、これが刺激になったそうですよ。
しかし本番では、「欲張らずに自身の泳ぎをしよう」と冷静だったそうです。
そのため、メダルは「獲れちゃった」という感覚で、オリンピックを純粋に楽しんだと言います。
帰国をした際には、たくさんの人に祝福され、サインや写真撮影を求められるように。
目立つことが苦手で引っ込み思案だったので、環境の変化に戸惑ったそうですよ。
地元の遠賀町でも、祝賀パレードが開かれています。
ご本人も、地元の応援が一番の励みになっているようです。
大学時代に急成長した鈴木聡美さんは、卒業後にミキハウスへ就職しています。
リオデジャネイロオリンピックではメダルの獲得はなりませんでしたが、2024年、33歳にしてパリオリンピックの出場をつかみ取っています。
今後の活躍も、本当に楽しみですね!