パリオリンピック日本代表に内定している、男子カヌー選手の田中雄己さん。
現役大学生とまだ若手ながらも、その実力が注目されています。
そんな田中雄己選手ですが、出身地やプロフィールが気になっている方も多いと思います。
今回は、田中雄己さんの出身地やプロフィールについて、調査しました!
ぜひ、最後までご覧ください。
田中雄己の基本プロフィール
- 氏名 :田中雄己(たなか ゆうき)
- 生年月日:2001年11月12日(22歳 ※2024年5月時点)
- 出身地 :岐阜県中津川市
- 最終学歴:駿河台大学(在学中)
- スポンサー:ミキハウススポーツクラブ
田中雄己選手は、小学校3年生のときにカヌーを始めました。
実家には、近くに木曽川が流れており、良い練習拠点に。
木曽川で暗くなるまで練習している時もあり、学校帰りに両親が迎えに来てくれたそうですよ。
そこから一気に競技にのめりこみ、毎日練習に明け暮れていました。
スポーツの名門・中京高等学校を経て、駿河台大学へ進学。
リオオリンピック銅メダリスト・羽根田卓也選手と練習パートナーになり、さらに実力をつけます。
その後、2023年イギリスで開催された「カヌースラローム世界選手権大会」にて、15位という結果に。
見事、パリオリンピック2024の出場枠を獲得しました。
岐阜県津川市出身のオリンピアンは、歴代4人目だそうですよ!
田中雄己の出身はどこ?
田中雄己選手は、岐阜県中津川市出身です。
地元が大好きで、恩返しがしたいという思いが強く、成長するための努力を続けています。
今の自分があるのは、地元の環境や周囲の温かい人たちのおかげだと思っているそうですよ。
岐阜県への想いを表すため、自身のカヌーには緑で岐阜県の『岐』を入れています。
パリオリンピックでも活躍し、岐阜県の皆さんに良い報告ができるといいですね。
田中雄己の幼少期のエピソードは?
田中雄己選手は、幼少期から中津川ジュニアカヌークラブに通っていました。
代表の加藤哲平さんに指導してもらい、中学生のころから活躍していました。
加藤哲平さんは、中津川市のカヌー競技のパイオニア的存在。
岐阜県カヌー協会事務局長をつとめています。
大学も駿河台大学と、田中雄己選手と一緒なんですね。
現在も幼稚園教諭を務めながら、現役カヌー選手として活躍しています。
田中雄己選手はとても素直な性格のようで、カヌーのレジェンド羽根田卓也選手も、「素直」と語っていました。
2人は練習を一緒に行っているので、年齢差はありますが、とても仲良し。
田中雄己選手は羽根田卓也選手のアドバイスを素直に受け止め、なんでも吸収しようとする姿勢があるそうですよ。
あこがれの羽根田卓也選手と一緒にパリオリンピックに出場できるのは、嬉しいでしょうね。
田中雄己選手も、「唯一憧れている選手」と話していました。
羽根田卓也選手いわく、田中雄己選手はフィジカルに関して、自分より全然上なんだとか。
どんなトレーニングにも耐えられますし、アドバンテージが高いのですね。
田中雄己選手は、自身の成長のために努力を怠らない、努力家のようですね。
カヌーをはじめたきっかけ
田中雄己選手は、小学校3年生のときにカヌーを始めました。
カヌーを始めたきっかけは、「木曽川が実家から近かった」からだそうです。
実家の近くには、一級河川の木曽川が流れており、練習場となっていました。
学校が終わってから、川に向かって練習していたようですね。
中津川ジュニアカヌークラブん所属し、みんなで楽しみながらカヌーを続けます。
しかし、大学生活が終わったら、カヌーを辞めようと考えていました。
転機となったのは、羽根田卓也さんとの出会いでした。
羽根田卓也選手は練習相手を探しており、田中雄己選手を誘ったのです。
『カヌーに打ち込める環境がいかに貴重か』ということを、羽根田卓也選手から学んだそうですよ。
海外合宿でも、常に近くには羽根田卓也選手が。
アドバイスを吸収し、レジェンドのテクニックを学ぶことで、さらに実力をつけていきます。
2022年、日本選手権で初優勝し、日本代表に選ばれました。
羽根田卓也さんとの出会いは、田中雄己選手の運命を変えたようです!
その後も、世界選手権に出場し、2023年のアジア大会では銀メダルを獲得しました。
そして、世界選手権で日本人最高の15位となり、パリオリンピックの日本代表選手に内定しています。
羽根田卓也選手とともに、パリオリンピックではメダルを獲得してほしいですね!